「ただ働く」のではなく「どう働くか」を一緒に考える就労支援

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就労した人数だけにこだわる就労支援施設

 

こんにちは!

障害者就労移行支援事業所アーネストキャリア永山駅前で施設長をしている水野です。

 

最近、いろいろな業界関係者の方々とお話しをする機会が多いのですが、会話の傾向として、障害者の就職について就職率や定着率ばかりに話題が集中していることに気が付きました。

他の就労移行支援事業所では、ホームページには「今月の就職人数〇〇人」や「定着率〇〇%!」という仕事に就いたことばかりを売り文句に、利用者を必死になって掻き集め、囲い込み、釣った魚にはエサはやらないと言わんばかりに、放置プレーをいまだにやっております。

同業者として、本当に寂しいですが…

 

一部の相談支援をされている方々と話しをしていても、「ところでアーネストキャリアさんは、何人就職させてるの?」と、就職された人数ばかりを気にされる関係者が多く、個人的にはいつも違和感を感じてしまいます。

 

就労移行支援事業所は、障害を持っている方々を企業に就職させることが使命の事業ですので、就職した人数を気にされるのは当たり前ですし、事業所の実績ということで言えば定量的に判断も出来ますので、それ自体に異論はありません。

 

ただ、いつも気になるのは、「どんな仕事に就いたの?」とは、ほとんど聞かれたことがないのです。

 

障害を持っていても働き方にはこだわるべき

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今の障害者雇用施策は、法定雇用率しかりそのゴール指標のほとんどが「就職すること」を目的としているので、少々乱暴な言い方ですが、どんな仕事だろうと就職できたらOK!ってことです。昨今、定着率も重要な指標として扱われていますが、「どんな内容の仕事に就いたか」を重要指標として取りあげる施策は、ほとんどありません。

そんな社会が続くと、障害を持たれた方々は「就職できるだけでも有難い」と、自分を低く見積もり、就職活動でも自分の価値を安売りして、挙句の果てには、自己肯定感までも低くしまうのではないでしょうか。

 

「どう働くか」にこだわる

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たとえ障害者雇用だとしても、「ただ働くこと」よりも、「どう働くか」の方が大切だと私は思います。

 

 

「そんな悠長なことは言ってられない、とにかく生活のために職に就くことが大事なんだよ!!」という声が聞こえてきますが、それでも私は声を大にして言いたいのです。

 

「仕事の内容(質)にこだわり、今いる場所より高いところを目指そう」

そして、「あなたにはその権利があるし、それが出来るはずだから」と。

 

ろくな支援もしてくれない数多くの就労移行支援事業所や他の支援機関、障害者を戦力として迎え入れるつもりのない一般企業なんかに迎合する必要なんてなですし、なによりも、あなたの大切な時間がもったいない。

 

誰かに何かを言われても、そんなことはあなたの人生には関係ないでしょうし、自分の人生は、自分自身で決めることができるということを思い出して欲しいのです。

 

仕事は本来楽しいものです。

 

一日の多くの時間を「仕事」に費やすのですから、その多くの時間が意味のある時間となるように、「ただ働く」のではなく、「どう働くか」を大切にして就職活動をして欲しいと思いますし、その気持ちを最大限にくみ取ってサポートしてくれる就職のための支援機関や、その先の就職先と出会えってもらえたら嬉しいです。

 

そして、私たちも就職率だけを追わない就労支援機関であり続けたいと思っています。

 

 

「どう働くか」をサポートさせて頂く就労移行支援事業所アーネストキャリア永山駅前
水野