「LITALICO仕事ナビ」の登場で就労支援事業所の真価が問われる

こんにちは。

障害者就労移行支援事業所アーネストキャリア永山駅前で施設長をしている水野です。

 

先日の日経新聞に、リタリコさんが3月からスタートする「障害者就労支援事業所の検索サイト」の記事が出ていましたね。

 

LITALICO、障害者就労支援事業所の検索サイト  

日経新聞電子版より

 

 

福祉事業のIT化

リタリコさんのプレスリリースにもありましたが、障害を持たれた方々の働くことを支援する、障害者総合支援法に定められた就労系障害福祉サービス(就労移行支援事業所・就労継続支援A型事業所・就労継続支援B型事業所)って、全国に17,000施設以上あるので、これだけ多い就労支援事業所の中から自分自身にあった就労支援事業所を見つけることって単純に大変でしたが、リタリコさんが解決してくれそうです。

 

LITALICO仕事ナビ

http://litalico.co.jp/news/11514

LITALICO プレスリリースより抜粋

 

福祉業界はIT化が遅れているので、さまざま情報をインターネットで収集する今の時代において、事業所自体がホームページを持っていなかったり、持っていたとしても内容が残念なところが多いので、利用希望者の方々がその事業所の実態を知るには相当の苦労があると思います。

 

ここに着目されたのが今回のリタリコさんが実施する「障害者就労支援事業所の検索サイト」ですので、統一フォーマットにより単純に見やすくなりますし就労支援事業所の施設情報が比べ易くなるので、利用者の方々と事業所のマッチングプラットフォームとして非常に有効なものになるのではないでしょうか。

 

就労支援事業所の二極化

利用者にとっては、自分にあった就労支援事業所が見つけやすくなりますので、メリットの方が大きいでしょうが、実はこのサービス検索(広告媒体)のビジネスモデルは、その業界の二極化を助長する可能性があります。

 

“就労支援事業所はLITALICO仕事ナビ上に自身の事業所紹介ページを設けることができます。ページ運営や問い合わせ管理を仕事ナビ上で一括して対応することが可能となり、新規利用者を集めることに使う時間や費用を減らし、現在の利用者への支援に一層注力できる環境を提供します。紹介ページの利用は初期費用ゼロ円で開始でき、低コストな料金プランをご利用いただけます。”

リタリコのプレスリリースより抜粋

「LITALICO仕事ナビ」が順調に利用者を増やし、就労支援事業所を探すデファクトスタンダードになると、他の事業所と差別化もせず自社サイトも充実させていない怠慢な運営をしていた就労支援事業所では、「LITALICO仕事ナビに事業所の情報を載せないと利用者が集まらない」となり、掲載金額を払って集客するLITALICO依存に陥る可能性が出てくるかもしれません。

 

これ、リ〇ルートの情報誌ビジネスモデルと同じです。

 

同じ紙面に競合他社と一緒に掲載されて、「A事業所より学びやすいね」「B施設よりきれい!」「C施設よりも就職できそう!」などと、とにかく比較されますので、結果的に選ばれる就労支援事業所と選ばれない就労支援事業所の二極化が始まります。

 

LITALICO仕事ナビがどのような仕組みになるかは分かりませんが、リクルートや多くの広告媒体モデルを参考にすると、少ない掲載料金を払って掲載している会社の情報よりも、より高い金額の掲載料金を払っている会社の情報の方が目立つように表示されることが多いので、「もう少しだけ掲載料金を払えば、もっと利用者を集められるかもしれませんよw」という営業トークも聞こえてきそうです。

 

高めの掲載料金を払える就労支援事業所だけが利用者を獲得でき、少ない掲載料しか払えない就労支援事業所は、お金を払っていつまでも利用者を集められない…なんてことにならなければ良いのですが。

各就労支援事業所の真価が問われる

今回の「LITALICO仕事ナビ」の登場で、多くの方々に比較し検討されるという、福祉業界としては、未だかつてないことが起こるのかもしれません。

個人的には業界の活性化に繋がりますし、ぬるま湯体質の淘汰が進むのは大歓迎です!

各就労支援事業所の真価が問われ、多くの就労支援事業所が上質な事業所に生まれ変われるキッカケになったら嬉しいなと。

LITALICO仕事ナビに期待しております!

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水野