
こんにちは。
障害者就労移行支援事業所アーネストキャリア永山駅前で施設長をしている水野です。
まだ1年にも満たない就労移行支援事業所アーネストキャリア永山駅前ですが、お陰様で多くの方々にご見学頂いたり、WEB制作スキルの体験講座をお受け頂いております。
しかしながら、開始当初は、必ずしも「計画通り」というわけではありませんでした。
私自身、多くの同業他社の責任者が一度は陥るであろう「誘惑」の存在を感じたことも事実です。
事業責任者が陥る誘惑

開所当初は、事業責任者として事業所の赤字を早く黒字にしたいので、とにかく利用者を増やしたい一心からお客様から問合せがあれば、とにかく都合の良い説明ばかりを並べ、時には脅してみたりしながら、なんとかして契約させようと営業をしたくなります。資料請求があれば、執拗に追っかけ電話やメールを何度も入れて言葉巧みに勧誘したくなります。
「来るもの拒まず去るもの追いまくり」で、とにかく契約!契約!契約!
って気持ちになります。
これ、事業の責任者が陥りやすい焦りからくる誘惑でして、
暗黒面の力、スターウォーズでいうところの「ダークサイド」です。
利用者の方々が少ない状況が続いた去年の夏は、正直、私の心もダークサイドに落ちそうになることがしばしばでした。
アーネストキャリア永山駅前の強みである「WEB制作スキルに特化した就労移行支援」という潜在的な利用者の母数が少ない特定の分野にこだわり過ぎるよりも、一般的な事務職などの障害雇用を希望される、より多くの母数を対象とした事業運営への転換をした方が良いのではないだろうか・・・
本当に悩みました。
「こだわるべきか、それとも妥協するべきか」

そんな、ダークサイドに落ちそうな私に対して、常に誠実に気付きを与えてくれたのは、
アーネストキャリア永山駅前でサービス管理責任者をしてくれている和田でした。
「この就労移行支援の業界を変えましょう」
「このWEBスキルプログラムを必要としてくれる人は必ずいます」
利用者が思ったほど集まらなかった時期でも、営業時間がとっくに終わった誰も居ない深夜の事務所で、迷える私に和田が誠実に話してくれたことを今でも鮮明に覚えています。
ダークサイドに落ちそうだった私は、和田の言葉に何度救われたことか数知れません。
「夜明け前が一番暗い」とよく言います。
あの苦しかった時に、自分の信念を捨て、妥協してたとしたら、今のようなWEB制作スキルを学びたいと言ってくださる多くの方々に利用頂けるような状況にはならかったと思います。
アーネストキャリア永山駅前は、まだ1年にも満たない実績の浅い事業所(組織)かもしれません。
でも、和田を始めとした多くの仲間達が、その実績が浅いというハンディを、「本気という情熱」で凌駕してくれています。
(他の仲間の話は後日にでも)
仲間とは本当に良いものです。
この仲間達と共に、2018年はもっと「こだわりたい」と思います。
「フォースと共にあらんことを」アーネストキャリア永山駅前
水野