利用者を抱え込む就労移行支援に気をつけろ

こんにちは!

障害者就労移行支援事業所アーネストキャリア永山駅前で施設長をしている水野です。

 

既にご存知の方も多いと思いますが、就労移行支援事業所は、皆さんの税金で運営されています。

税金を財源に、利用者の方々が就労移行支援事業所に通われる度に、自治体(弊社であれば東京都と多摩市)から訓練給付金という名目で、税金が各就労移行支援事業所に支払われます。

上記の仕組みがあるので、利用者の方々は、利用料金0円で就労のための訓練を受けることができ、就労移行支援事業所は、利用者の方々から受講料を頂かなくても事業所が運営できるのです。

 

お察しの通り、税金が財源ですので、キャッシュフローとしては少々長めになるものの、回収リスクの極めて少ない商売ですので、昨今、多くの事業者が「儲かるビジネス」として参入しております。

 

この就労移行支援という事業、給付金の単価も比較的に高いので、定員さえ確保できれば何もしなくてもそこそこの利益は確保出来ますので、福祉の業界内では、楽に儲かる商売として有名です。

 

ただ、あくまでも「利用者が確保出来たら」とう前提ですので、ひとりでも利用してくれたら、多くの就労移行支援事業所は、当然のことながら利用者の囲い込みをし始めます。

 

つまり、辞めさせないために必死になる。ってことです。

 

辞めさせない努力として、利用者の方々が就労するために一生懸命にプログラムを充実させたり、必死になって就労先の開拓をしている就労移行支援事業所ならまだ良いのですが、利用上限の2年間丸々利益を稼ぎたい事業所は、「ゆっくり2年間かけて頑張りましょうね!」とか、「〇〇さんだと2年ぐらい通わないと…」とか、色んな理由をつけて利用の長期化を促し、囲い込みを実施します。

 

 

当たり前のことですが、就労移行支援は、一般就労を希望される方々の訓練施設ですので、就労が目的です。

 

現存する多くの就労移行支援事業所は、金儲けのことばかりを気にしているので、利用者の方々が仮に就職できるとしても、早期には就職(退所)させたくないのです。

 

「事業としての運営を続ける上で、利益を求めるのは当然!」という声も聞こえてきそうですが、であれば、どう考えても一般就労に結びつかない訓練やつまらない作業ばかりを繰り返したり、まともな就労先の斡旋もしないようなことばかりせず、利用者の方々の「いつまでにどんな仕事に就きたいか」という目的に沿った取り組みをするべきだと思います。

 

 

就労移行支援事業所は、増え過ぎました。

 

 

これから、利用者の方々を「絶対に就職させる!」という目的に本気で取り組んでいる事業所以外は、絶対に淘汰されるべきだと切に願っています。

 

アーネストキャリアも、利用者に通って頂くことを目的とせず、一日も早く希望の職場に旅立っていけることが真の目的であることを忘れずに、活動して行きたいと思います。

 

 

囲い込まない就労移行支援事業所アーネストキャリア永山駅前

水野