就労移行支援を選ぶ時に知っておきたいたった1つのこと

こんにちは!

障害者就労移行支援事業所アーネストキャリア永山駅前で施設長をしている水野です。

 

いつも、このブログをご覧頂き、ありがとうございます!

今日は、これから就労移行支援施設を選ばれようとしている方々に向けて、就労移行支援施設の選び方で最も大切にして欲しい点について、書きたいと思います。

これは、弊社のアーネストキャリア永山駅前を選んでほしいが故の記事ではなく、この業界のひとりとして、真面目に就労移行支援を実施されている方々がいらっしゃる半面、まだまだ残念な施設が多い状況の中で、障害を持っていても働きたいと願う多くの方々に無駄な時間を過ごして欲しくないという想いから書かせて頂きます。

 

さて、アーネストキャリア永山駅前への問合せが増えてきている件は、以前のブログでもお伝えしておりましたが、問合せ頂いた方々に面白い傾向があることが分かってきました。

 

それは、現在、他の就労移行支援施設を利用されている方が多いという点です。

「今、〇〇という就労移行支援施設に通っているのですが…」という方が本当に多いのです。

 

お問合せを頂く方や、見学にお越し頂く方々とお話しをさせて頂くと、「今、通っている施設のプログラムを続けることで就職できるのか不安で」という方も確かに多いのですが、更に多いのは、「企業を紹介してくれなくって…」という方が本当に多いのです。

中には、「自分でハローワークに行って20社以上に履歴書を送ったのですが…」という方も。

予想はしていましたが、ここまで多いとは…

 

訓練内容や施設の雰囲気づくり、経験豊富な人材の配置に注力をしている施設はありますが、就職先の開拓にも力を注いでいる就労移行支援施設は、まだまだ少ないのが(寂しいですが)現実のようです。

 

既にお察しかとは思いますが、私が、就労移行支援施設を選ぶ上で是非大切にして欲しいこと、それは、、、

 

就労移行支援施設側が就労先企業を探してくれているか

これ!

施設内の掲示板に求人票だけを張り出して「興味があったら行ってみて」というA施設や、同じグループ企業だけを猛烈に紹介してくれるB施設。求人サイトの検索方法だけ教えてくれて、「あとはやっといて!」という暴挙にでるC施設。利用者に対して「ハローワークに自分で行って(就職先を)探して下さい。」と平気で言い切るD施設のように、就職先の開拓を利用者本人に丸投げする施設が、残念ながらまだまだ多いようです。

 

就労移行支援施設の職員は営業が苦手?

なぜ、そんなことになってしまうのでしょうか?大きな要因として、就労移行支援施設の職員配置の考え方に問題があります。就労移行支援施設職員の大半は、福祉業界で活躍されていた方々が多いので、一般企業の開拓(営業)経験がほとんどありません。

福祉業界の施設は、一般的に利用者の方々が自分自身で調べたり相談施設などからの紹介で施設の利用をされることが多いので、待っていれば利用者が集まってくれます。そのため、施設自らが積極的に営業活動をして利用者を集めることが少なかったのです。(今は違ってきているようですが)

となると、今までの福祉業界出身の施設職員は、営業という活動をしてきたことがないので、自分の施設や利用者の方々を売り込むこと自体が苦手なんです。

しかし、就労移行支援施設は、一般企業への就労を目的としながらも、未だに福祉という概念でつくられている施設ですので、職員配置も、福祉業界での経験に長けた人材を配置する傾向が強いのです。

 

ですので、みなさんが就労移行支援施設の見学をする時には、配置されている職員の方々の職歴を聞くことが大切です!〇〇福祉士などの有資格者を揃えているのは、施設内の訓練や利用者への配慮をする場合に限っては非常に有効に機能するのでしょうが、一般企業との接点をつくる就職先の開拓となると話は別です。

その施設が、一般企業との接点を持っている人材の配置や、就労先のネットワークを提携先として確保しているかどうかは、就労移行支援施設を決める際に非常に大切なポイントになります。

 

就労移行支援施設は資格スクールじゃない!

また、就労移行支援施設として面接の仕方や履歴書の書き方等々を日々の訓練に取り入れているところも多いのですが、利用者の方が、ハローワークに自分一人で行くことや、就職先の企業を探してくること自体も訓練の一環と考えているところも多く、就活自体を実習ということで、利用者の方々に丸投げすることへの正当性を主張される施設もあるのが事実です。

 

これに騙されてはいけません!

 

これだと「就労移行支援施設」ではなくて、単なる「スクール」になってしまいますよね?

利用者の方々も、資格だけを手に入れたいのなら、近所の資格スクールに行かれた方が良いと思いますが、一般企業への就労を希望されて就労移行支援施設に行くことを望まれているのであれば、その施設が、就労への責任を持っているのかどうかを是非感じ取ってみてください。

 

就労移行支援施設の内装(だけ)に騙されるな!

更に、最近は就労移行支援施設自体が増えてきています。施設間での競争も激しくなっており、施設ごとの差別化が求められているます。ただ、利用者の就労を考えてプログラムや就労先の確保等々で差別化をする施設は良いのですが、その差別化を施設の内装にだけ注力しているところもあるようです。

利用者の方々が通所をし、そこで一日のうち数時間は過ごされるので、環境を整えるという意味では施設の内装に力を入れるのは、非常に大切なことだと思うのですが、就労移行支援事業所の本来の目的は、「一般企業で働くための支援」。

キレイな内装だけ(←これ大事)に予算を投資し、雰囲気だけで利用者を獲得しようと考えている施設がいるのも事実です。

施設の内装だけに流されず、就労に向けた入口(施設環境)から出口(就労先)までを考えて実行している就労移行支援施設を選ぶことが大切ですね。

 

今回のブログのタイトルで「就労移行支援を選ぶ時に知っておきたいたった1つのこと」と書いておきながら、いろいろと書いてしまいましたが、みなさんに知っていて頂きたいことは、やっぱり一つなんです。

とにかく、行きたいと思われている就労移行支援施設が、あなたの就労に向けて真剣にそして本気で取り組んでくれるかどうかを大切にして下さい。これだけです。

 

弊社も、ソフトバンクヒューマンキャピタル社を始めとした連携先企業の方々と共に、利用者の方々の就労先開拓にもっともっと尽力したいと思います!

 

 

就労まで責任を持つ就労移行支援事業所アーネストキャリア永山駅前
水野