就労移行支援事業所におけるプログラミング教育

プログラミング教育の必須化

プログラミング

こんにちは!
障害者就労移行支援事業所アーネストキャリア永山駅前で施設長をしている水野です。

 

2016年6月に文部科学省主催の有識者会議によって「小学校段階におけるプログラミング教育の在り方について」が取りまとめられ、2020年度から約2万校の小学校で必修化されることになっています。

いよいよと言うべきか、やっとと言うべきか…

しかし海外では、幼稚園からプログラミング教育をスタートする国もあり、今後の多くの仕事はデジタルスキルを活用して問題を解決する労働者が必要とされていることを世界規模で裏付けられています。

 

情報通信業界では2025年に482万人の人手不足となる

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パーソル総合研究所の調査では、少子高齢化に伴い2025年には国内労働人口が大幅に不足すると予想され、とりわけ「情報通信・サービス業」の分野では、約482万人の人材不足が懸念されています。

また、金融分野でのFinTech(financial technology)や、製造業でのIoT(Internet of Things)など、あらゆる産業においてIT化が今まで以上に進むことにより、エンジニアやクリエイターの活躍の場が更に広がることは容易に想像でき、今後の人材要件としても、企業側がプログラミングスキルを重要視する項目となることは間違いないようです。

 

※パーソル総合研究所「労働市場の未来推計」

 

プログラミング教育と発達障害との相性

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これは、研究結果もエビデンスも存在しないのであくまでも経験値でしかないのですが、発達障害をお持ちの方、特に広汎性発達障害の方には、プログラミングが非常に向いているように感じています。

プログラミングを直ぐに理解されて習得される方の傾向として、普段の生活の中で、言葉(言語)に対して強いこだわりを持たれている方が多いように感じています。明確な研究結果があるわけではないのですが、私の周囲では、プログラマーとして一線で活躍されている方々の中には、広汎性発達障害を持たれている方が(なぜだか)多いのです。

プログラミングも言語です。この辺りが関係しているのかもしれませんね。

もちろん、他の障害をお持ちの方でもプログラミングを習得し活躍されている方も多くいらっしゃいますので、広汎性発達障害でないとプログラマーとして活躍できないというわけではないのですが、「障害を持っているから」「プログラミングは難しそう」という先入観で諦めるのは、将来の可能性を摘んでしまうことになるかもしれませんね。

 

就労移行支援事業所でプログラミング教育を実施している場所が少ない

プログラミング教育の必要性は、今後の世の中の流れを見ても強く感じられるかと思います。社会全体から人材として必要とされているのに、プログラミングを習得している人材はまだまだ少ないのが日本の現状です。しかも学校で習えるのは2020年から…

しかも500万人近い人材が不足になるのであれば、仮に障害を持っていたとしても、プログラミングが出来ることでかなりのアドバンテージを手に入れることになるでしょう。

 

さて、このプログラミング教育をどこで受けることが出来るのか?

 

プログラミングを教えてくれるスクールや団体は増えてはきていますが、非常に需要のある分野ですので、スクール運営側は授業料が高く取れると考えており、かなり高額な授業料になっています。一部ではありますが高い志を持つ良心的な団体もありますので、近隣にそのような団体がある場合は、是非、施設を覗いてみることをお勧めします。

 

授業料という費用面で考えると、障害者手帳を持たれている方にとって、就労移行支援事業所は非常に有効です。

 

就労移行支援事業所の授業料(訓練費)は、自治体が負担してくれますので、障害者手帳を持っているほとんどの場合は、ご本人の金銭的負担は¥0で授業(訓練)を受けることが出来ます。

しかし、残念ながら現存する就労移行支援事業所でプログラミング教育を本格的に実施している施設は、弊社も含め数える程度しか存在しません。これからプログラミング教育を導入する施設は増えることが予想されますが、残念ながらまだまだ時間はかかりそうです。

 

誰から教わるのか?

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幸いにも、プログラミングを習える就労移行支援事業所が見つかったとしても、そこで社会で必要とされるプログラミングを習得出来れば良いのですが、更に大切なのは、そのプログラミングを教える人が誰なのか?という点です。

昨今、プログラムを提供するスクールや就労移行支援事業所が増える中で、もともとパソコン教室でパソコン自体の使い方や、WordやExcelを教えていた講師が、そのままプログラミングの講座を教えているケースがあります。このような場合、プログラミングも言語ですので一般的なプログラミングの文法は教えることは出来るのでしょうが、プログラミングの現場を知っている人ではないことがほとんどです。

 

よく言う、「分かる」と「出来る」の違いですね。

 

プログラミングを習う時は、プログラミングを「分かっている人」に習うよりも、「出来る人」に習うのが良いと思います。実際のプログラミングは教科書に載っているものだけでは通用しないことがほとんどですので、プログラミングを教わる際には、必ずプログラマーとして実務に就かれている方に教わるのが良いでしょう。

 

プログラミングの習得は障害者雇用の有効な武器になる

世界的なプログラミング教育の推進、国内労働人口とりわけ情報通信業界での多大なる人材不足、そして産業全体の更なるIT化、これだけみてもそして一般企業におけるプログラマーの求人ニーズが高まっていることは明らかです。

障害者雇用という側面でみても、2018年に更に上がる障害者雇用率により、特別なスキルを持たない障害者の方々を雇用するだけではコストとして考えなくてはいけない一般企業が、たとえ障害を持っているとしてもプロフィット(利益)を生み出すことが出来るスキルを持った人材を欲しがるのは当然だと思います。

そして、そのプロフィット(利益)を生むことが出来るスキルがプログラミングなのではないでしょうか。

 

地方の就労移行支援事業所でもプログラミング教育を

私たち就労移行支援事業所アーネストキャリアは、東京都の多摩市で展開をしておりましたが、東京都八王子、神奈川県横浜市、福岡県福岡市にも就労移行支援事業所を新設致しました。これ以外の地域にも展開を進めておりますので、在宅ワークとして親和性の高いIT分野において、最良のプログラミング教育を提供して参ります。

 

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しかし、私たちの事業所まで通うことが難しい遠方の方々には、現状ではご縁を頂くことが出来ないのですが、9月から地方の就労支援事業所と提携をして、私共のプログラミング(WEB制作)講座を展開できる取り組みをスタートすることになっております。

この取り組みにより、場所にとらわれることなく、将来的にも使える武器をひとりでも多くの障害を持たれている方々に手に入れて欲しいと考えております。

 

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プログラミング教育の就労移行支援事業所アーネストキャリア永山駅前
水野