
こんにちは!
障害者就労移行支援事業所アーネストキャリア永山駅前で施設長をしている水野です。
弊社では、HTMLやCSSを中心にしたコーディング技術、IllustratorやPhotoshopなどを使ったデザイン、Wordpressを使いこなすためのスキルなど、WEB制作スキルを軸にしたプログラムを障害を持った方々に対して提供させて頂いていることは、既に何度か書かせて頂きました。
現在ご利用頂いている障害を持たれた方々の多くが、このWEB制作スキルを中心に訓練を進めて頂いていますので、IT系以外の多くの企業からも「WEB制作のスキルを持たれているのなら是非ご紹介下さい」と多くのオファーを頂いているので、WEB制作のスキルを持っていると、なぜ障害者雇用として就職する時に有利になるのか、その理由をご説明したいと思います。
WEB制作スキルを身につけると痒い所に手が届く仕事ができる
HTMLやCSS、IllustratorやPhotoshopなどのWEB制作時に必要な操作スキルを身につけると、一般企業のホームページ制作から、既にある企業のホームページに新たなバナーを制作して張り付けたり、既に変更になっているがホームページ上の情報が更新できてないなどの細かい情報を直ぐに修正出来たりします。
企業側としては、今まで気になっていたのだけれど、ホームページ制作会社にお金を払って修正をしてもらうことに躊躇していた「やりたいけれど日々の営業活動よりも優先順位が低い」ちょっとした仕事にも対応できるってことなんです。
これって、企業側からすると優先順位は低いのだが、ロングテール的な後々の収益に影響がでる「痒い所に手が届く仕事」なんです。
しかも、ホームページ関連にとどまらず、IllustratorやPhotoshopの操作スキルを身につけていれば、企業の販促物であるポスターやチラシ等の制作業務も担えますので、中小企業からすると、PowerPointやWordで作った販促物よりも、見た目もキレイでしっかりとした物になりますので、企業の信頼度が格段にアップします。
大企業は別として、数多くの企業がこのHTMLやCSS、IllustratorやPhotoshopなどの専門的な分野の業務については、社内で使いこなせる人材があまり多くない為、社外のホームページ制作会社や、個人のデザイナーに外注することがほとんどでした。
これが、社内で直ぐに解決できるって、本当に助かるんですよ!
ただ、専門的なスキルを持っていて「痒い所に手が届く」人材であったとしても、一般就職だと採用してはくれません。なぜなら、先程も書いたように「やりたいけれど日々の営業活動よりも優先順位が低い」仕事だからです。
つまり、会社の利益に直結しないので、スキルを持っている人をわざわざ一般社員で採用するよりも、受注を取ってこられる即戦力の営業マンが欲しくなるのは分かりますよね?
どうせ採用するなら!

さぁ、ここからは逆転の発想です。
一般採用での就職では難しかったWEB制作スキルを持った人材の採用ですが、法律で採用する必要が決まっている障害者雇用枠であれば話は変わります。
「障害者の方は、必ず採用する必要があるので、どうせ採用するのであれば、少しでも活躍してもらえる方に来て欲しい」
上記のように考えている経営者は少なくありません。
むしろ凄く多い!
しかし、今までの障害者雇用枠で採用されていた方々は、一般的な事務作業のお仕事か、軽作業のお仕事がほとんどでしたので、企業側も、正直なところ障害者の方に対してあまり期待をしていない企業がほとんどです。
障害者の方々に本気で期待されていて、上手く関係性が出来ている企業ももちろんありますが、誤解を恐れずに言えば、障害を持たれた方々を低く見積もられている企業が多いのです。
今なら企業の期待を、いい意味で裏切れる!

私たちも、専門的なスキルを持った方々が障害者にも大勢いらっしゃることを企業の方々にご紹介すると、大半の方々がびっくりされ、「直ぐに会ってみたい」と言われます。
そりゃ、期待していないのに、期待以上のことが出来る人が居たらびっくりしますよね?
私たちもソフトバンクヒューマンキャピタル社と共に、障害者雇用に対する期待値をあげる啓蒙活動をしていますので、企業側が障害者雇用の可能性を今まで以上に感じる時が、そう遠くはない未来にやってくるでしょう。
市場が成熟したらWEB制作スキルを持った障害者という存在は、価値が下がってしまいます。
黎明期である今が、いい意味で企業の期待を裏切れるチャンスなんです。
さぁ、専門的なスキルを身につけて、私たちと一緒に企業の方々を驚かせましょう!
あっと言わせるスキル学べます就労移行支援事業所アーネストキャリア永山駅前
水野